■内容紹介
かつて阪神OB、松木謙治郎翁は、著作「阪神球団史」をこつこつと書き重ねていた。しかし翁なき今、球団の中にもOBにもその志を継ぐ者はいない。そして毎年、秋になると、華やかだった入団記者会見を思い出に1軍出場なく、球団を去っていく若者たちがいる。彼らは何者だったのか。1軍の著名選手はその活躍を詳細に、そして名もなき彼らのことまで、すべての阪神選手を心にとどめるための記録集が「逆襲しない猛虎」シリーズである。今年度はその第5弾。2011年、なぜ阪神は優勝できなかったのか。優勝命令を「承知しました」と請け負ったカントクのワダに勝算はあるのか。野球に関係ない話で脱線しながらも、前年「ドラフト1位は伊藤隼太」を言い当てた著者が、阪神の命運を明かしていく。

■著者プロフィール
東京都出身。1979年慶應義塾大学経済学部卒業。大手都市銀行、美容産業を経て、現在は介護産業に在籍。1985年の日本1も捨てがたいが、田淵幸一の前後をラインバックとブリーデンがかためた1976年打線をいつまでもなつかしむ、ただの阪神ファン。

--------------------------------------------------
体裁：A5判・本文146ページ
発売：2012年6月
ISBN4-86360-060-7 C0036
--------------------------------------------------
オンデマンド出版はご注文後に印刷・製本するサービスです。
ご入金後、お届けまで１〜２週間ほどお時間を頂戴します。