『認知科学に基づく人の行動生態の調査手法 ――CCE(Cognitive Chrono-Ethnography)の実践的概説』北島宗雄、豊田 誠 著 《オンデマンド》
■内容紹介
CCE(Cognitive Chrono-Ethnography)と名づけ、著者が開発を進めてきた、個人および集団の行動生態を明らかにするための調査の手法について、その全体的な理論の概要と使用実例による用法の解説書。
■目次
1章 CCE(Cognitive Chrono-Ethnography)の概要
1.1 CCEが人間の行動生態の解明の手法とし開発された背景
1.2 CCEの仕組みの概要
1.3 CCEの理論的基盤をなす脳の仕組みの研究の概況
1.4 現在、脳の仕組みと働きはどの程度まで明らかになっているのか
1.4.1 人間の行動の意思決定を司る脳神経系の仕組みはどのようなものであるか
1.4.2 実際に観察された人間の行動とはどのような性質を示すものであるか
1.4.3 人間の行動生態を形付けている基本的構造とはどのようなものであろうか
1.5 CCE調査において全体的な考察をする際に考慮すること
1.5.1 生態の複雑さ
1.5.2 社会的に性格付けられた行動生態
1.5.3 生態は常に変動している
2章 CCE(Cognitive Chrono-Ethnography)の実施例
2.1 「駅内での移動行動」の解説
2.2 「観光地での移動行動」の解説
2.3 「映画祭での鑑賞行動」の解説
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体裁:A5判・本文154ページ
発売:2011年2月
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