■内容紹介
1969年に「情報化社会」を刊行した林雄二郎が、それに先駆け、1965年に経済企画庁で、20年後の社会がどうなるかを見据えて発表した、幻の「林リポート」をついに書籍化。５ヵ年計画が当たり前の官庁で“超”長期計画だと言われたその内容、感性、問題意識は、40年たった今でも現代人に力を与えてくれる。書籍化にあたり、新たに本人によるコメントを追加。

■目次
まえがき
１．展望の意図とその内容
　　現状を写す鏡としての将来展望／プログラムとの相違／
　　ラフではあるが包括的なデッサン／Verticalなapproachと共通の前提
２．人口の規模と構成
　　年令別人口／結婚／出生／年令別人口構成／地域、職業、所得階層別人口／地域別人口／職業別人口と所得分配
３．食生活
　　栄養、主要食糧、家計／栄　養／米／その他主要食糧／食料供給
４．勤労生活
　　労働力率、労働力人口／農業労働／農業に対する基本的前提／農民の性格分けと農業経営形態／農業労働の形態／労働環境／教育訓練と人間能力／学校教育／天分の育成とその発揮
５．住生活
　　世帯構造／農家住宅／都市住宅／別荘／建設戸数
６．モータリゼーション
　　乗用車の保有形態／自動車の利用形態
７．国際環境
　　東西問題と先進国経済／南北問題と低開発国／産業、交通、技術
８．むすび　政府の役割と社会の安全

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体裁：A4判・本文102ページ
発行：2008年10月
ISBN978-4-902950-99-1 C0030
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